ホームページ制作料金について
制作会社が、ホームページを制作する場合、制作料金として請求する金額の内訳には大きく、2つあります。一つは、制作開始までにかかる準備期間で発生する料金と、制作開始から発生する制作料金です。
制作準備期間で発生する料金
ホームページ制作の準備段階では、お客様からの、要望を聞くヒアリング作業や、ホームページの原稿作成のサポートなど、多くの準備作業が必要となります。この部分に関しては、どうしても、人員を動員すると、人件費 (工数)がかかってしまい、制作費用に反映されてしまいます。また、お客様は、相場を知らないので、無料であると思っている場合もあり、この部分を制作料金に加算すると、なぜ? と言われることあもります。従って、どこまでが、料金に含まれるのかについて、始めの段階で、双方の理解は重要になっていきます。
この部分に関しては、大きく3つのタイプの制作会社があります。(単純なホームページの場合)
①準備段階で親身なサポートを実施する制作会社。専属の担当者がいて、ヒアリングをはじめ、細部まで、漏れなく複数回の対面でのデスカッションを行う。準備物についてのサポートもあり。⇒ 制作費が高額化しやすい。50万~100万以上あり
②対面でのアンケート形式の簡潔なヒアリングやオンラインでのヒアリングで、形式的で流れに添ってマニュアルどおりデスカッションする。⇒ ピンきり相場 20万~ 50万
③オンライン上で、最小限のテレビ電話、ヒアリングフォームやデスカッションフォームなどでのやりとり、原稿提出などもオンライン上にアップロードする。要は、極力自動化する。⇒ 低価格化しやすい。
大まかに以上のような区分であり、制作するものにもよっても異なりますが、特に、最近増えているWordpressでのホームページ制作の場合は、②と①での対応で十分満足いくものが制作できると思います。ほとんどの制作会社はこのタイプに当てはまります。ただ、独自に特化したシステムをWordpressに組み込むような場合には、規模にもよりますが、①のようにかなり、重点的にお客様の希望の要件を定義しなければ、後で、納品後に、要件とはかなりズレれた制作物になってくる可能性もあります。その場合に関しては、①のような対応が重要となります。
最近では、インターネット上にホームページ制作準備について情報がたくさんあるので、お客様によっては、一連の流れを熟知していらっしゃる方も多く、既に独自のやりかたで、パワーポイントやワードに、原稿やおおまかなデザインをまとめておられるかたもおり、制作会社のサポートなしでも準備作業の7割ほどは完了している場合があります。ただ、実装が不可能な設計や非効率な部分もありますので、このあたりは理解していただき、修正は必要なものの、製作開始までスムーズに行うことができる場合があります。従って、制作会社にもよりますが、制作準備コストが削減できる場合があります。
製作開始から発生する料金
制作でかかる料金は、主に、デザインと、機能、原稿の設置に分かれます。この3つのバランスによって制作料金が決まってきます。特に、Wordpressの場合は、専用のテンプレートと呼ばれる、デザインの型のようなものがあります。従って、これによって、大きく、コストを下げていることが可能です。ただ、テンプレートをそのまま利用するだけの場合は、個性のないホームページになりますので、このあたりは、改変度に応じて、非常によいホームページに仕上がります。デザインでは、この改変度が一番重要です。格安ホームページを作成する会社では、使用のテンプレートをほぼ変更しないので、3万円台~5万円台などで提供している場合もあります。ただ、この場合は、見た目もイマイチで、テンプレートのカスタマイズやページ数の追加、機能面などをこまかくオプション化して、追加料金をとっているので、結局は満足いくものを作ろうと思うと初期の金額より高くなる傾向にあります。また、ゼロからテンプレートを制作していますと主張している制作会社でも、なんらかの独自のテンプレート(制作会社が過去に作ったもの)を改変して利用している場合が多く、結局は、デザインは、テンプレートの改変度の強さ(改変にかかった時間)で、価格が決まってきます。またデザインについては、お客様の好みもあるので、確認をとりながら、デザインをする場合は、非常に時間がかかる作業となります。その場合は、デザイン料だけで、20万円以上は普通になってきます。
一方で、機能面に関しては、一通り、テンプレートに付いているので、新たに拡張する部分については、お客様の業務に応じて、追加するという形になります。機能追加に関しては、ホームページ製作の場合、一般的に必要な機能は、コンタクト機能・カスタム投稿機能・セキュリティー機能など、一連の機能はだいたい決まっているので、このあたりは、毎回同じなので計画時間どおりに作業を進行することができます。従って、テンプレート改変よりも時間はかかりませんが、お客様が独自の機能の拡張を希望する場合(会員サイト、ショッピングカート、SNS、マッチングサイトなど)は、かなり時間がかかりますので、制作費は高額化します。
最後に原稿の設置についてですが、こちらも、作業時間によって、費用は決まってきます。低価格帯の制作会社は、A4の文章でおよそ1ページとして、5枚~10枚までなど制限をしている場合があります。実際の所は、文章をホームページに載せる作業よりも、それと一緒にのせる画像やイラストの加工、又は入手や、デザインとマッチさせる為のCSS編集の試行錯誤に時間を費やすため、単純に原稿を載せるという作業ではないので、画像加工・入手を料金に加算する方法もあります。